原稿が絶賛修羅場ではあるのですが、思い立って伊勢に行ってきました。
2月の八坂で遙4那岐千本を久々に書くので、
そのあたりのあれこれのネタがきっとあるのではないかという目論見のもと、
大変不謹慎な気持ちでお伊勢参りしてきました(…)
もうね…やっぱりご当地すごいですね
遙4本来は奈良の橿原宮跡を訪れるべきなのかなぁという気もしたのですが、
その前に根本的に伊勢かもなぁという気もして、
一度にふたつは無理なので取り敢えず遠いところから攻めようという作戦
まぁ動機が本当に不純なので(…)ここで多くは語れないのですが、
もっと早く行っとくべきだったなぁという気持ちでいっぱいになりました…
伊勢神宮は言うまでもないのですが、
神宮とは少し離れたところに併設されている「徴古館」という資料館があって、
そこがすごくすごく素晴らしかったです。
私のようにあまり神話とか詳しくないのに遙4を書いているようなひとでもよくわかるように、
資料とか歴史とか神話とかが、イロハから本当に順序よく展示されています。
本当は写メとかとって来ようと思っていたのですが、
もうなんていうか圧倒されてしまってとてもカメラを向ける余裕がなくて、
ひたすらこころの目で記憶してきたというかんじなのでレポにもならないごめんなさい…
特に印象に残ったところでは祭事の作法とか、
どんだけ大事にごはん作ってるのかとかの日常の一コマとか、
あと夜具とか←
そうそう、冬場に炭を熾して暖をとるためのいわゆる「火桶」とかも、
位のとことん高い人のは金で作られてるとか!!
遙かではおなじみの八角形のあの火鉢なんですが、見たところほんとに金色でして、
私はものすごくカルチャーショックでした
こ、こんなのでほんとに火を熾して暖まってるのか王族というものは的な
もうとんでもないな的な
私がいままで書いてきた話がどんだけ嘘であったかというね(………)
うんこれからがんばる(笑えねぇ
あと、近くに岸壁の海があって、荒波の中に浮かぶいわゆる「夫婦岩」も見て来ました。
大きい岩と小さい岩がシメナワみたいなのでこう、波を隔てて繋がれているやつです。
一緒に行った元相方とそれをしみじみ見てたんですが、
「アレは大きいほうが千尋で小さいほうが那岐だよね」
という見解で一致したことは大変大きな収穫であります
千尋はかわいい!!
大変かわいい!!!
かわいいのに偉大である手が届くわけがない
そりゃ那岐もツンばっかりでいられへんわっていうね
私が書く那岐千は、くっつく前もくっついてからも、
あくまでも那岐の視点ではそういうスタンスを貫いて欲しいと思っているフシがあります
風早が千尋を見るときの高貴さとはまた違う。違うと言ってもたぶん似てるんですが、
風早はあくまで神の位置で見ている「時代がある」ところが少し違う。
那岐は、手が届きそうで届かないということに、幼い頃から自覚があるところがもうね…
この子は僕とは違うとずっとずっと思っていて、
けど、理性に反して好きになるのはその時分からもう始まっているという。
なのになおかつあとから同族であることがわかってくるという、
あとからでは決して覆らない歴史というか、歴史的に血よりも感情が優先するので、
あとから「事実」と向き合わないといけない葛藤というか、
主に現代の生活の中で積み重ねていくものがもうね…泣ける
立場的には決定的に 女>男 な那岐千 もういっそ千那岐であるともいえるけど、
しかしDNAのぶぶんで肉体的な力関係はどうしても 男>女 であるという、
つまり根本的にはやっぱ千那岐じゃなくて那岐千だよねという、
そこを那岐がどう決着つけるのか。
正直つくわけないよねでもねあれだよなんとかしたいんだよという那岐視点の那岐千を
いつかちゃんと書きたいと思いました
いや…そういうふうにずっと書いてきているんですけど、
どんだけ書いても書き切れていないのです
あーもう。足りないのはゆくゆくまでも自分の筆だなっていう、
けどほんとに那岐千が好きだ!
そうそう、余談ですが、
伊勢と言えば海産物が有名で、牡蠣とか伊勢エビとかいろいろありますけども、
炭火で焼いて食べさせてくれるお店がけっこう気楽にそのへんにあったりします。
現代の那岐千だったら冬休みそのへんにちょっと出掛けたりしますよね〜
だって奈良からすぐだしね〜
で、とれたてキトキトの牡蠣とかサザエとかを海鮮炭火焼してるとする。
冬の真正直な潮風を受けてマフラーをぐるぐる巻いてるとかいい。
そして炭火焼は七輪がいい。
ふたり向かい合わせになって七輪をガン見しつつ、
「そのサザエもう焼けた?」とかいまにも取り上げようとしてる千尋を那岐が制止。
「まだだって、それ半生」とか箸を箸で押さえる萌え。なにその萌え。
那岐はツンなのに世話焼き標準装備これは公式ですよね異論は認めない
「……えー、じゃぁいつ焼けるの?」
「知らない。気長に待っとけば?」
と、言うだけ言って明後日の方向を向く那岐ですが、
ほんとのところは焼き加減とかなんとなくちゃんとわかってるわけで、
焼けたら千尋のお皿に「ん、こんなもんじゃない?」とか言ってころん、ってしてあげる心の準備もできてるわけですね。
あーんまではしなくても、もうそれだけで那岐千というのは十分にいちゃいちゃである
そのあともう帰るううん帰りたくないっていう話になるじゃないですか、
でもってわざわざ最終接続なくなるまで海辺で手繋いでウロウロしたりするきっとするヒィィ
わりとふたりとも、よくわかった上で既成事実作成という那岐→←千尋の構図
はい伊勢→橿原までの最終接続がなくなりました。
那岐「じゃぁ泊まる?」
千尋「どこ泊まる?」
とかって話はそこから。どこまでもかわいいかわいすぎる
余談のつもりが長くなりました…すみません
ほんとに那岐千充な週末でした…!
つまるところ遙4愛蔵版もうすぐ届くよ! という話です
★拍手ありがとうございました! いっこいっこほんとに嬉しいです。がんばれる…!
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